ハロカルホリデーすみだ2025 たくさんの笑顔とともに。今年も職人体験を開催しました 2025.10.27 BLOG 大関鞄工房では、昨年に引き続き今年もハロカルホリデーすみだのパートナーとして、7月から10月まで、総勢100名以上のお子様に職人体験をしていただきました。 学校とはまた違う体験をすることによって、選択肢の幅や視野を広げてほしい。そんな思いで工房一同取り組ませていただきました。 来てくださったお子様が革を選ぶ姿や、鞄作... 詳しくはこちら
また革と歩き出す ―― 区切りがあるから、新しい出会いがある ―― 2025.10.26 BLOG ひとつの鞄を見送り、工房の机に新しい革を広げる。 その瞬間、私はいつも静かに深呼吸をする。 「さあ、次の物語を始めよう」と。 新しい革はまだ無垢で、どんな表情を見せるのかもわからない。 包丁を入れるたび、針を通すたびに、その革の個性が少しずつ見えてくる。 使う人の暮らしに寄り添い、また年月を重ねていくのだろう。 手放... 詳しくはこちら
受け継ぐ、または生まれ変わる ―― 革が教えてくれる「つながり」 ―― 2025.10.25 BLOG 役目を終えた鞄の中には、まだ生きている部分がある。 金具、ファスナー、そして擦り減りながらも艶を残した革の一片。 それらを取り出し、次の形に仕立て直すことがある。 かつての鞄の一部が、小さなキーケースやストラップとして蘇る。 使い手の思い出を、そのまま手の中に残すために。 新しい革と組み合わせながら、古い命を未来へ... 詳しくはこちら
海外のお客様 2025.10.24 BLOG 先日、ロシアからのお客様が来てくださいました!なんと、お土産にロシアのチョコレートをいただきました。お心遣い、本当に嬉しくありがたかったです。工房では日々、様々な国からのご来店をいただいております。お互いの国のことをお話ししながら日本のものづくりについて知っていただく良い機会だと感じています。大関鞄工房では、海外... 詳しくはこちら
手放すということ ―― 終わりではなく、感謝の区切り ―― 2025.10.24 BLOG どんなに丁寧に作っても、革には寿命がある。 糸が緩み、金具が疲れ、革そのものが力を失っていく。 それでも私は「壊れた」とは思わない。 「役目を終えた」と感じるだけだ。 長く使ってもらえた革は、職人にとって何よりの誇り。 手放す瞬間は、寂しさよりも感謝が先に立つ。 それは“終わり”ではなく、“一区切り”だと思っている。... 詳しくはこちら
共に年を重ねる ―― 傷も、艶も、使い手と共に ―― 2025.10.23 BLOG 年月を経て、かつて仕立てた鞄が工房に戻ってくることがある。 角はすり減り、革は柔らかく馴染み、手に吸いつくような艶を帯びている。 その姿を見るたび、私は思う。 「この鞄も、よく働いたな」と。 革は使うほどに応える素材だ。 手の油を吸い、日差しを浴び、雨にも打たれながら、少しずつその人の色に染まっていく。 傷も汚れも... 詳しくはこちら
革と出会う ―― 一本の糸から始まる物語 ―― 2025.10.22 BLOG 革という素材に、同じものは二つとない。 傷やシワも、その革が生きてきた証だ。 職人が革を広げるとき、まず感じるのはその“息づかい”。 手の感覚で張りや油分を確かめながら、「どう仕立てたいか」よりも「どう生かしたいか」を考える。 一本の糸を通し、針を進めるうちに、ただの素材が命を帯びていく。 工房に響くミシンの音、革の... 詳しくはこちら
季節の変わり目はバッグも衣替え 2025.10.16 BLOG 衣替えの季節になると、洋服を入れ替えるだけで気分が変わります。実はバッグも同じ。夏に活躍した軽やかなものをしまい、秋冬には革のしっとりとした質感や深い色合いのバッグを取り出すと、不思議と装い全体が落ち着きます。 このタイミングは、お手入れにもぴったり。布で拭いたりクリームを塗ったりすると、バッグがまた来年も気持ちよく... 詳しくはこちら
✨職人の止まった手、動く心 ③✨ 2025.09.29 BLOG 止まることで見えてくるもの 移動や待ち時間に考えるのは、技術や形のことだけではありません。 「このバッグを手にされた方の日常が、少しでも心地よくなるだろうか」 「工房はこれから、どんな役割を果たせるだろうか」 そんなことにも思いを巡らせます。 職人にとって、手を動かす時間が大切なのはもちろんですが、 手を止めることで... 詳しくはこちら
✨職人の止まった手、動く心 ②✨ 2025.09.28 BLOG 待ち時間は技を磨く思考の場 商談の前やイベント準備の合間、どうしても「待ち時間」というものがあります。 手を動かすことはできません。けれど、頭の中では作業が進んでいます。 「昨日の縫い目、もう少し糸を変えた方がいいかもしれない」 「革の厚みを少し抑えれば、軽やかに仕上がるのではないか」 細かな改善や工夫のイメージを、... 詳しくはこちら
✨職人の止まった手、動く心 ①✨ 2025.09.27 BLOG 移動時間は過去と未来をつなぐ バッグ職人にとって、移動の時間はただの移動ではありません。 電車や車に揺られながら、これまでお客様にお届けしたバッグのことを思い返します。 「この形を選ばれたのは、あの方らしいな」 「お渡しした時に、とても嬉しそうな表情をされていた」 そんな記憶が浮かんでは消え、気づけば未来のことへ。 ... 詳しくはこちら
まもなく終了‼ \\伊勢丹立川店 ポップアップイベントのお知らせ📢// 2025.09.22 NEWS ✨伊勢丹立川店2階✨大関鞄工房のポップアップイベントも、いよいよ残すところあと2日となりました。最終日の午後には職人も店頭に立ち、直接お話ししながらご案内いたします。この機会にぜひお立ち寄りくださいませ♪ 詳細▽場所∶伊勢丹立川店 婦人雑貨 2階日付∶9月10日(水)〜9月23日(火)... 詳しくはこちら