「革と暮らす、ゆっくり時間」──スローライフと大関鞄工房の毎日 2025.04.12 BLOG 両国の小さな工房で、今日もゆっくりと革の香りが広がります。大量生産の時代に逆らうように、一つひとつのバッグを手作業で仕上げる。そんな毎日は、まさにスローライフそのものです。朝、コーヒーを淹れながら革の具合を確かめ、静かにミシンの音を聞きながら集中する時間。昼には近くの公園で愛犬「みにちゃん」と一緒に散歩をして、午後の... 詳しくはこちら
トイプードル“みにちゃん”と工房の日常 〜小さな家族と大きな時間〜 2025.04.11 BLOG 静かな朝、工房のシャッターを開けると、誰よりも先に中へ駆け込んでいくのが、うちのトイプードル“みにちゃん”です。 9年前に家族として迎えたときは、手のひらにすっぽりおさまるほど小さな子犬でした。 今ではすっかり大人になり、毎日工房に通う立派な“看板犬”……とは言えません。 お客さまが来ると、誰よりも早く気がついて... 詳しくはこちら
「1つのことを極める」という生き方── 大関鞄工房のものづくりに込めた想い 2025.04.10 BLOG こんにちは、大関鞄工房です。 私たちは東京都墨田区・両国の地で、革の鞄を手づくりしている小さな工房です。昭和38年の創業。現在は自社ブランド「スクィーズ」として、店舗販売やワークショップも展開しています。 今回は、私たちが大切にしている「1つのことを極める」という考え方について、お話ししたいと思います。 ■ 経... 詳しくはこちら
忙殺か、没頭か そして、誰のために 2025.04.09 BLOG 「気づいたら、もうこんな時間か…。」 そんなふうに、時計を見上げる毎日が続いている。バッグ作りという仕事に35年も向き合ってきたけれど、最近、ふと思うことがある。 これは“忙殺”なのか?それとも“没頭”なのか? “忙殺”という言葉には、どこかネガティブな響きがある。やるべきことに追われて、自分の時間も心も奪わ... 詳しくはこちら
偶然の出会いが生み出す、一生モノの革 2025.04.08 BLOG 革職人をやっていると、時々「これは運命だ」と思えるような出会いがある。 それは人との出会いだったり、革との出会いだったり、思いもよらない偶然が重なって生まれるもの。 今日は、そんな「偶然の出会い」から生まれた一つの物語をお話ししようと思います。 あの日、工房に訪れた一人の男性 数年前のある日、工房の扉が静か... 詳しくはこちら
エキゾチックレザーの魅力 – 量産品にはない、本物の個性 2025.04.07 BLOG 革製品といえば、牛革や馬革が一般的ですが、エキゾチックレザー という特別な革の世界があります。 ワニ革(クロコダイル)、オーストリッチ(ダチョウ)、リザード(トカゲ)、エレファント(象)… それぞれが独自の質感と風格を持ち、一つとして同じものが存在しない。 今回は、この「エキゾチックレザー」の魅力についてお話しし... 詳しくはこちら
革から革に鞣(なめ)される – 命をつなぐものづくり 2025.04.06 BLOG 革製品に携わる職人として、私は日々「革」という素材と向き合っています。 牛や馬、鹿、羊など、さまざまな動物の皮が「鞣し(なめし)」という工程を経て、使いやすい「革」へと生まれ変わる。 この過程を知るたびに、「革は命のめぐり」 だと実感します。 革の命は、次の革へと受け継がれる 使い込むほどに味わいを増すのが、本... 詳しくはこちら
「革職人として技術を継承する意義」 2025.04.05 BLOG 職人の世界では、技術は「見て学べ」と言われることが多いですが、それだけでは本当に大切なものは伝わりません。35年この仕事を続けてきた中で、技術の継承の難しさ、そしてその意義を強く感じるようになりました。 ◆ 技術は人の手の中にある 革の裁断、縫製、仕上げ——どれも機械では真似できない、職人ならではの「勘」や「感覚... 詳しくはこちら
「革職人 × 経営者 ー 2足のわらじで歩む道」 2025.04.04 BLOG 革職人としての仕事と、経営者としての仕事。この二つを同時にこなすことは、決して簡単なことではありません。 職人としては、一つひとつのバッグや財布を丁寧に仕上げ、技術を磨き続ける。手仕事の良さを大切にしながら、お客様に長く愛されるものを作ることが使命です。一方で、経営者としては、時代の流れを読みながら、ブランドを育... 詳しくはこちら
見えないところに手を抜かない 2025.04.03 BLOG 職人の仕事には、お客様には見えない部分がたくさんあります。バッグでいえば、裏地の縫製、補強の仕方、芯材の選び方、そして糸の処理などがそれにあたります。外からは見えなくても、使っていくうちにその違いは確実に現れるものです。 「見えないからいいや」ではなく、「見えないからこそ丁寧に」 これが、私が35年間ずっと大切に... 詳しくはこちら
4月、新生活のスタート! 2025.04.02 BLOG 桜が咲き誇り、新しい季節が始まりました。4月は、新生活を迎える方も多いですね。新しい学校、新しい職場、新しい環境——ワクワクと緊張が入り混じるこの時期は、心を引き締めながらも楽しんで過ごしたいものです。 大関鞄工房でも、新しい挑戦を続けています。春は身の回りのものを新調するのにぴったりな季節。新しいバッグやお財布... 詳しくはこちら
別れと出会いの季節に思うこと 2025.04.01 BLOG 春は、別れと出会いの季節。 卒業や転職、引っ越しなど、環境が変わる人も多いのではないでしょうか。 職人として35年、この仕事を通じてたくさんの人と出会い、そして別れも経験してきました。お客様、取引先、職人仲間、そしてワークショップで出会う子どもたちや親御さん。一期一会という言葉の重みを、... 詳しくはこちら