“一緒に育つ”ものを持ってみる
毎日持ち歩くものって、気がつけば手になじんできませんか?革のバッグや財布には、そんな“育つ楽しみ”があります。たとえば、買ったばかりのバッグは、少し硬かったり、ツヤが控えめだったりする。でも、それを...
毎日持ち歩くものって、気がつけば手になじんできませんか?革のバッグや財布には、そんな“育つ楽しみ”があります。たとえば、買ったばかりのバッグは、少し硬かったり、ツヤが控えめだったりする。でも、それを...
お店に並んでいるバッグを見て、「おしゃれだな」と思う瞬間はあると思います。でも、そのバッグがどんなふうに作られているかを、想像してみたことはありますか?私たち職人の仕事は、多くの人にとって見えにくい...
「これ、安いじゃん」「こっちは高いなあ」ネットショッピングでも、リアルな店舗でも、価格はいつも判断の材料になります。「ちょっと高いな…」と感じて、買うのをためらったこと。たぶん誰にでもあると思います...
現代社会では、ほとんどのものに値札がついています。バッグも、食事も、サービスも、すべてが「いくらか?」で語られることが当たり前になっています。しかし、職人の世界に身を置いていると、「これはお金に換え...
ゴールデンウィーク明けの午後、注文の仕上がりを待つ革が数枚、工房のテーブルに並んでいた。その中に、一枚だけ不思議な存在感を放つ革があった。淡いグレージュの牛革。すっと手を滑らせると、なめらかで、少し...
ゴールデンウィークが明けた朝、久しぶりに開けた工房の扉から、ふわりと懐かしい香りが流れ出した。革の匂いだ。ほんの少し甘くて、わずかに土のような渋みもある。これを嗅ぐと「ああ、帰ってきたな」と思う。足...
私は33年以上、鞄づくりに向き合ってきました。手を動かし、革に触れ、仕上がりを見届ける日々。そのなかで、いくつもの技術と、多くの先人の思いに触れてきました。時代が変わり、流行が変わっても、「良いもの...
ゴールデンウィーク3日目の午後。静まり返った工房を後にして、愛犬「みにちゃん」と一緒にすみだ川沿いをゆっくりと歩く。みにちゃんは9歳。ちょっとおてんばだけど、しっかり者の我が家の看板娘だ。川沿いの道...
ゴールデンウィーク2日目。人気のない工房に足を踏み入れると、革とオイルの香りが、いつもより深く胸にしみる。音のない工房は、まるで一冊の写真集のようだ。手を休めた道具たちが、まるで静止画の中に並んでい...
ゴールデンウィーク初日。工房に差し込む朝の光が、止まったミシンの金属面を鈍く照らしている。いつもなら耳に残る針の上下する音、道具の触れ合うリズムが消えた空間に、ただ、しんとした時間だけが流れていた。...
こんにちは、大関鞄工房の大関敏幸です。 雨の日が続くと、革製品の扱いに悩む方も多いのではないでしょうか? 革は水に弱い素材ですが、適切なケアをすれば長く愛用できます。今日は「雨の日の革製品との...
「色とデザインで、気分が変わる?」 バッグは実用品ですが、気持ちを上げる“相棒”でもあります。今回は、「どんな色を選ぶか?」「デザインの個性はどう活かすか?」について、ヒントをお届けします。 ...
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