「モノの向こう側にある価値」 ②
「職人の手仕事」は、なぜ価値があるのか
バッグを作る仕事をしていると、時々考えることがあります。 「機械で作ったほうが早いのに、なぜ人の手で作るのか。」もちろん、機械には機械の良さがあります。 正確で、早く、同じものをたくさん作ることができます。 それでも私たちは、最後は人の手で確認し、人の手で仕上げる。
なぜなら、革は一枚一枚違うからです。 柔らかさも違う。 傷も違う。 表情も違う。 同じ型紙で裁断しても、まったく同じバッグにはなりません。
だから職人は、革を見て、触って、判断します。 「ここは少し力を抜いたほうがいい」 「この革なら、この縫い方が合う」 そうした判断は、数字だけでは表せません。 何年も、何十年も仕事をしてきた中で身につけていくものです。 私は、それこそが「クラフトマンシップ」なのだと思います。
今回の調査で、53%の人が「職人の手仕事やクラフトマンシップを愛用したい」と回答していたことにも、大きな意味を感じました。 大量生産の時代だからこそ、 「人が作った」ということ自体が価値になる。 そして、職人の技術は、商品を作るためだけにあるのではありません。 その技術を次の世代に残すためにあります。
大関鞄工房も、創業から60年以上、バッグづくりを続けてきました。 私たちがこれから考えなければならないのは、 「どうやってバッグを売るか」だけではありません。 「どうやって、この技術を未来につなげるか」。 そして、そのためには職人の技術を「見える価値」に変えていく必要があります。
次回は、もう一つ大切なテーマ。 「バッグを買う」から「バッグが生まれる時間を体験する」へ。 大関鞄工房が行っているワークショップについて考えてみます。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
| 屋号 | 株式会社大関鞄工房 |
|---|---|
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