手放すということ ―― 終わりではなく、感謝の区切り ――
どんなに丁寧に作っても、革には寿命がある。 糸が緩み、金具が疲れ、革そのものが力を失っていく。 それでも私は「壊れた」とは思わない。 「役目を終えた」と感じるだけだ。 長く使ってもらえた革は、職人にとって何よりの誇り。 手放す瞬間は、寂しさよりも感謝が先に立つ。 それは“終わり”ではなく、“一区切り”だと思っている。
モノは人の時間を支え、その跡を刻んで生きてきた。 だからこそ、最後まで大切に見送りたい。 使い手が「ありがとう」と言えるように、職人もまた「お疲れさま」と声をかける。 革との別れは、静かな儀式のようなものだ。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
| 屋号 | 株式会社大関鞄工房 |
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