未来を縫う——若き職人たちとともに
「この仕事、面白いです」
ある日、工房に入ったばかりの若い職人がそう言いました。
彼の目の前には、縫い目がガタガタになった初めての作品。
でもそこには、不器用ななかにも真剣な“探究”の跡が、確かにありました。
私たち大関鞄工房は、60年を超える歴史のなかで、さまざまな技術を磨いてきました。
けれど、それを未来に手渡せなければ、どれほどの技術も、いずれ消えてしまう。
だからこそ、「若い職人とともに縫う」ことが、今の私たちの大切な使命です。
技術は教えられても、センスや姿勢は教えきれない。
それでも、革を触るときの緊張、道具を磨く時間、失敗して悔しがる顔。
そうしたひとつひとつに、かつての自分の姿が重なって見えます。
教える側もまた、学び続けなければならない。
若い世代の感性や、新しい発想に出会うたび、私たち自身の技術が、また少し広がっていくのです。
未来は、自然には続きません。
技術は「伝えることで」しか、生き残れない。
だから私たちは、これからも“手作りの技”を、実直に、丁寧に、そして柔らかく伝えていきます。
革と向き合い、人と向き合い、時代と向き合いながら。
未来を、縫っていきます。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
屋号 | 株式会社大関鞄工房 |
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住所 |
〒130-0021 東京都墨田区緑2-13-5 |
電話番号 | 03-5669-1408 |
営業時間 |
10:00~18:00 定休日:日、祭日 |
代表者名 | 大関 敏幸 (オオゼキ トシユキ) |
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