ミリ単位の美学——妥協なき仕立ての現場から
ミシンの音が響く工房の奥。
トントン、と小さな金槌で叩く音。
静かだけれど、集中の熱が満ちた空間があります。
「もう少し右、0.5ミリ」
「この幅、目で合わせられるか?」
私たちの仕事は、見た目だけでなく“精度”が命。
どんなにデザインが良くても、縫い目がずれていれば、使っていくうちに必ずほころびが出ます。
だから妥協はしません。
ミリ単位の調整は、図面だけでは表現しきれない“感覚”の世界です。
縫い代の厚み、糸の引き加減、折り返しの丸み。
すべてが計算と経験の積み重ね。
「見た目の美しさ」と「使ったときの心地よさ」、そのどちらも成立させるためには、徹底した精度が求められます。
ただきれいに仕上げるのではなく、「使ってはじめて分かる美しさ」を目指す。
それが大関鞄工房の、仕立てに込めた哲学です。
ほんの数ミリを突き詰める。
それが、“技術を探究する”ということだと思っています。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
屋号 | 株式会社大関鞄工房 |
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〒130-0021 東京都墨田区緑2-13-5 |
電話番号 | 03-5669-1408 |
営業時間 |
10:00~18:00 定休日:日、祭日 |
代表者名 | 大関 敏幸 (オオゼキ トシユキ) |
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