見えなくなるものづくり〜価値観の均一化が招くデザインの罠〜 第3話
職人の声が消えるとき
〜均一化の先にある孤立〜
「やっぱり、やりづらいんだよね」
長年工房で腕を振るってきた職人が、ぽつりとこぼした言葉。
新しい縫製仕様に対する、現場からの小さな悲鳴。
それは、設計段階では“合理化”として正しく見えたものだったかもしれません。
しかし、その変化が職人たちの手の感覚を崩し、リズムを乱し、“つくる楽しさ”を奪っていたのです。
「言っても変わらない」
そう感じたとき、現場の声は沈黙に変わり、孤立していく。
違和感を口にできる場を失ったとき、工房はものを“作業”として生産する場へと変わってしまいます。
それは、工房の魂が静かに離れていく兆しでした。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
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