見えなくなるものづくり〜価値観の均一化が招くデザインの罠〜 第1話
揃いすぎた視線
〜なぜデザインが似てくるのか〜
「どこかで見たような気がする」
そう感じる鞄が、工房の棚に並んでいたことに気づいたのは、数年前のことでした。
60年以上の歴史を持つ大関鞄工房。私たちは“自分たちらしさ”を大切にしてきたはずでした。
それでも、素材・縫製・判断基準が似てくると、完成するものも自然と似通ってくる。
気づけば、「正解」ばかりを選び、「冒険」を避けていたのかもしれません。
「これは変だ」と言いづらい空気。
「前例があるもの」が通りやすい会議。
そんな中で、自由な発想は息を潜めていきます。
“均一化した価値観”が、ものづくりの現場から新しさを遠ざける——その第一歩に、ようやく気づいた瞬間でした。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
屋号 | 株式会社大関鞄工房 |
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住所 |
〒130-0021 東京都墨田区緑2-13-5 |
電話番号 | 03-5669-1408 |
営業時間 |
10:00~18:00 定休日:日、祭日 |
代表者名 | 大関 敏幸 (オオゼキ トシユキ) |
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