革から考える、ものづくりの循環 ③
「環境に良い」を仕事にする
― ボランティアではなく、職業として循環させる ―
環境問題について考えるとき、 「リサイクルしましょう」 「ゴミを減らしましょう」 「大切に使いましょう」 という言葉をよく耳にします。 もちろん、とても大切なことです。
でも、私は職人として、もう一つ考えたいことがあります。 それは、 「環境に良いことを、仕事として成立させること」 です。
例えば、バッグの修理。 お客様はバッグを捨てずに済む。 職人には修理の仕事が生まれる。 会社には売上が生まれる。 そして、バッグはもう一度使われる。 これは、 お客様・職人・会社・環境 それぞれに意味のある循環です。
革の端材も同じです。 小さな革だからといって、すぐに捨てるのではなく、小物やワークショップの材料として活用する。 「捨てる」前に、 「これをもう一度、仕事にできないか?」 と考えてみる。 私は、この発想がこれからのものづくりには必要だと思っています。 環境問題を、我慢や犠牲だけで考えてしまうと長続きしません。 だからこそ、 環境に良いことが、職人の仕事になり、会社の事業になり、お客様の喜びになる。 そんな仕組みを作ることが大切なのではないでしょうか。
そして、循環させるのは「もの」だけではありません。 技術も循環させる。 仕事も循環させる。 人も循環させる。 地域も循環させる。 そこまで考えると、ものづくりの可能性はもっと広がっていきます。
次回はいよいよ最終回。私たちが目指す「工房の未来」についてお話しします。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
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