革から考える、ものづくりの循環 ②
「捨てない」というものづくり
― 10年、20年使ってもらえるバッグを目指して ―
新しいバッグを作る。 それも、私たち職人の大切な仕事です。 しかし、私は最近、 「新しいものを作ること」だけがものづくりではない と強く感じています。
10年前に購入していただいたバッグを、お客様が修理に持ってきてくださる。 ファスナーを交換する。 持ち手を直す。 傷んだ部分を補修する。 そして、また使っていただく。 その瞬間、私たちは「新しい商品」を作っていません。 でも、確かに一つのものづくりをしています。
バッグを捨てずに済む。 お客様にとっては、思い出のあるバッグをもう一度使える。 職人にとっては、修理という仕事になる。 そして、まだ使えるものがゴミにならない。 ここには、小さな循環があります。
私は、これからのものづくりでは、 「何を作るか」だけではなく、「どれだけ長く使ってもらえるか」 が、とても重要になると思っています。 10年、20年使えるものを作る。 壊れたら直す。 直せなくても、別の形で活用する。 「買って終わり」ではなく、 「買ってからが始まり」 そんな関係をお客様と築いていけたらと思っています。
次回は、さらに一歩進んで「職業として循環させる」ということについて考えます。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
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