色に託した“贈る気持ち”と工房のまなざし

今回の「シルバー×パールピンク」の財布には、
実は“誰かのために贈る”という場面も強く意識して作りました。

財布というのは、自分用にも大切ですが、
節目やお祝いなどで「誰かに贈るもの」として選ばれることも多い道具です。

そんなとき、選ぶ側が迷わず手にできて、
受け取る側も抵抗なく、自然に心が明るくなる。
そのためには、色が優しく語りかける必要がある——そう思ったのです。

派手すぎず、でも品があって、
少し“未来の希望”を感じさせるような色。

「この人に似合いそう」「これを持っていてほしい」
そんな想いが浮かぶ色づかいを目指しました。

だからこの財布は、
「贈る人」と「贈られる人」両方の気持ちに寄り添う存在でありたいのです。

私たち大関鞄工房のものづくりは、どれも「使う人の時間の中に、そっと溶け込むもの」でありたいと願っています。
革の質感も、色も、機能も——すべてが“心地よさ”へとつながっていくように。

シルバー×パールピンク。
その色が、あなたや、あなたの大切な誰かの日常に、
あたたかな光を届けてくれますように