革から革に鞣(なめ)される – 命をつなぐものづくり
革製品に携わる職人として、私は日々「革」という素材と向き合っています。
牛や馬、鹿、羊など、さまざまな動物の皮が「鞣し(なめし)」という工程を経て、使いやすい「革」へと生まれ変わる。
この過程を知るたびに、「革は命のめぐり」 だと実感します。
革の命は、次の革へと受け継がれる
使い込むほどに味わいを増すのが、本革の魅力です。
しかし、どんなに手入れをしても、いつか寿命が来る。
そんな時、「捨てる」ではなく「次の革にする」 という考え方があってもいいのではないでしょうか?
私の工房では、お客様から長年愛用したバッグや財布をお預かりし、
新たなアイテムへとリメイクすることがあります。
例えば…
・20年間使い込んだ財布を「キーケース」に作り替える
・革がくたびれたバッグの一部を使って「コインケース」に仕立て直す
・おじいさんの大切なベルトを、お孫さんのブレスレットに
「もう使えない」と思っていた革が、新しい形で命を吹き返す瞬間。
それは、まるで「革から革に鞣される」ような、不思議なめぐりです。
古い革には、新しい価値がある
長く使った革には、その人の思い出が染み込んでいます。
それを次の形へとつなげることで、ただの「リメイク」ではなく、「革の命の継承」 になる。
もし、あなたの手元に「もう使えないけれど、大切な革製品」があれば、
捨てる前に、ぜひご相談ください。
「革から革へ。」
あなたの思いを、新しい形に生まれ変わらせます。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
屋号 | 株式会社大関鞄工房 |
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電話番号 | 03-5669-1408 |
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