見えないところに手を抜かない
職人の仕事には、お客様には見えない部分がたくさんあります。バッグでいえば、裏地の縫製、補強の仕方、芯材の選び方、そして糸の処理などがそれにあたります。外からは見えなくても、使っていくうちにその違いは確実に現れるものです。
「見えないからいいや」ではなく、「見えないからこそ丁寧に」
これが、私が35年間ずっと大切にしてきた考え方です。
例えば、バッグの持ち手。表面はきれいに見えても、内側の芯材や縫い合わせがしっかりしていなければ、すぐに型崩れしたり、手に馴染みにくかったりします。そうならないように、見えない部分にもこだわって作る。そうすることで、長く使えて、持つ人にとって本当に価値のあるバッグになります。
これは、ワークショップで子供たちにも伝えたいことのひとつです。
「どうせ見えないから適当でいいや」と思うか、「見えない部分も丁寧に仕上げよう」と思うかで、仕上がりの質も、作り手の気持ちも変わってきます。
お客様の手元に届いたとき、「やっぱり大関鞄工房のバッグは違う」と思ってもらえるように。
見えないところこそ、決して手を抜かない。
それが、職人としての誇りであり、ものづくりの本質だと思っています。
国産ハンドメイドレザーバッグ | Squeeze - スクィーズ
レザーバッグブランドSqueezeでは「物の価値ではなく、そこに込められた職人や人の想いの価値を大切にしていきたい」という考えに基づき、
メイドインジャパンにこだわり「バッグを持つ人に信頼と感動を与えたい、そんな商品を世の中に出せたら」という想いで日々勉強中です。
オーダーメイドや革製品の修理もぜひお気軽にご相談ください。
屋号 | 株式会社大関鞄工房 |
---|---|
住所 |
〒130-0021 東京都墨田区緑2-13-5 |
電話番号 | 03-5669-1408 |
営業時間 |
10:00~18:00 定休日:日、祭日 |
代表者名 | 大関 敏幸 (オオゼキ トシユキ) |
info@squeeze.ne.jp |